腰痛や肩の痛みが、内臓からきている場合がある(痛みの原因、及び当院の治療法について⑤)

内臓には、内臓を腹腔内に繋ぎ止めている靱帯があります。

分かりやすくいうと、お腹のなかで、「胃はここにあってくださいね、肝臓の位置はここですよ」と繋ぎ止めているものがるのです。

内臓を包んでいる膜は、その靭帯を通して腹腔内の所定の位置に繋ぎとめられています。
胃や小腸(空腸〜回腸)のように移動性に飛んだ臓器もあれば、十二指腸(小腸の始まりの部分)や、腎臓などのように位置的にはほとんど固定されているものもあります。
どちらにしても、腹腔内に繋ぎ止める靭帯などを通して内臓を包む膜は筋膜と繋がっています。

西洋医学的にも、肝臓疾患があると右肩に、心臓疾患があると左肩にコリや痛みが出やすいことはよく知られています。整形外科の教科書にも書かれております。

西洋医学的に明らかな疾患とまではなっていなくても、内臓の機能が低下していたりすると内臓を包む膜が固くなっていることがあります。
東洋医学的には、「未病(みびょう)」ともいいます。まだ病気とまではなってはいないけれども、その臓器の循環が弱まっていて機能がやや低下していたり、少し固くなっていたりします。

ここでいう循環とは、血液の流れや、細胞内や細胞と細胞の間にある組織液と呼ばれるものなど流れの他、エネルギー的なもの、気と呼ばれるものの流れを含みます。

④エネルギー的側面の項目で、さらに説明いたしますね。

このように内臓に不調和が起こると、内臓を包む膜を伝って筋肉にその緊張が伝わり、筋肉が部分的に固くなって肩が痛くなったり、背中や腰が痛くなったりします。

神経の項目でもお話ししました例のように、内臓の機能低下が、神経を通して足に痛みや痺れを起こすこともあります。

内臓の調整の方法は、おもにオステオパシーの内臓マニュピレーションをもとにして施術しております。

では、内臓はどういう時にそのような痛みの原因になるような機能低下や、内臓が固くなったりする状態になるのでしょうか?
それについては「精神的ストレス」の項目でお話しいたしますね。

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